専用のデジタル/アナログI/O拡張モジュールに加えて、デジタル入出力とアナログ入出力を備えたRevolution Pi用のI/Oモジュールもあります。RevPi MIOは、Revolution Piシステムに8アナログ入力、8アナログ出力、4デジタルチャンネルを追加します。デジタルチャンネルは、デジタル入力またはデジタル出力としてソフトウェアで個別に設定できます。他のI/Oモジュールと同様に、RevPi MIOはEN 61131-2規格に従って干渉から保護されており、周囲温度-20 °Cから+55 °Cで動作可能です。
8つのアナログ入力と8つのアナログ出力は、モジュール前面の28ピン端子コネクタを介して接続できます。入力も出力も0~10 Vで動作します。可変スイッチングしきい値により、アナログ入力をデジタル入力のように動作させることができます。スイッチング・スレッショルドは各チャンネルごとに設定できます。各アナログ入力は、100 kΩの入力抵抗によるハイ・インピーダンスで、カットオフ周波数1.5 kHzのハードウェア・フィルターを備えています。さらに、各入力は保護ダイオードによってESDパルスから保護されています。
アナログ出力は、あらかじめ定義された一定の電圧を出力するように設定することもできます。これにより、アナログ出力をデジタル出力のように使用でき、最大10Vまでのロジック・レベルを使用できます。
アナログ入出力に加え、RevPi MIOは4つのデジタルチャンネルも備えています。各チャンネルは、Revolution Pi設定ツールPiCtoryを介してデジタル入力またはデジタル出力として設定することができます。さらに、以下の動作モードを設定できます:PWM入力、パルス測定、GPI 24 V、PWM出力、パルス出力、GPO 24 Vレベル出力。
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