VQ-680 OEMは、都市マッピングアプリケーション用に構成された大判の写真測量用航空カメラシステムとの統合用に設計されたコンパクトなエアボーンLiDARスキャナーモジュールです。VQ-680 OEMのフォームファクターは、フォトグラメトリ斜めカメラ構成などの限られたスペースを考慮し、小さな開口部を持つコンパクトなスキャナーを提供するよう最適化されています。
LiDARスキャナーモジュールは、飛行方向に+20/+10/0/-10/-20度で前方、直下、後方のスキャンラインを提供する革新的なスキャン機構を備えています。60度の広い水平視野と組み合わせることで、各視野方向に対して規則的な点間隔が生成され、建物のファサードのような垂直構造物の卓越したカバレッジや、狭い道路峡谷の底部でも影がほとんどないカバレッジが可能になります。
動作範囲は、パルス繰り返し周波数2.4 MHz(120ktで24 pts/m2)で、一般的な飛行高度1,000 m AGLから、反射率が20%を超えるターゲットに対してはPRR 300 kHzで2,300 m AGLまでです。電気インターフェースは、電源、PPSおよびNMEA時間同期、レーザー安全コネクターで構成されています。スキャンデータはギガビットイーサネット経由で外部PCに保存され、GUI、リアルタイムデータ可視化、リモートコントロール機能を備えたRIEGLの多用途データ収集ソフトウェアRiACQUIREを介して、レーザースキャナーの設定や制御にも使用されます。
頑丈なメカニカルインターフェースにより、LiDARモジュールをIMU/GNSSシステムおよび各種カメラモジュールと強固に接続されたカメラシステム内に取り付けることができます。
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