X線回折計 XtaLAB Synergy-ED

実験用単結晶

一体型電子回折装置 X線結晶学者にとって直感的な操作が可能なシステム XtaLAB Synergy-EDは、データ収集から3次元分子構造の構造決定までのシームレスなワークフローを実現する、完全に統合された新しい電子回折装置です。XtaLAB Synergy-EDは、両社のコア技術を相乗的に組み合わせた革新的なコラボレーションから生まれました。XtaLAB Synergy-EDは、リガクの高速・高感度フォトンカウンティング検出器（HyPix-ED）と最先端の装置制御・単結晶解析ソフトウェアプラットフォーム（CrysAlisPro for ED）というコア技術と、日本電子の透過型電子顕微鏡の設計・製造における長年の専門知識と市場でのリーダーシップを相乗的に組み合わせた革新的なコラボレーションによって誕生しました。本製品の最大の特徴は、電子線結晶学へのアクセスを容易にする統合プラットフォームを研究者に提供することにあります。XtaLAB Synergy-EDは、電子顕微鏡の専門家でなくても、X線結晶学者なら誰でも直感的に操作できるシステムです。 XtaLAB Synergy-EDは、構造研究においてますます小さくなっていく試料を調査する必要性に対応するために設計されました。X線結晶学では、最も明るいX線源とノイズのない検出器を使用した場合、結晶の最小寸法は1ミクロンになります。しかし、近年では、数百ナノメートル以下の微小な結晶しか形成しない物質の構造解析のニーズが高まっている。近年、TEM電子顕微鏡上での電子回折を利用して、ナノ結晶物質から3次元の分子構造を測定する新しい分析法「MicroED」が開発されました。