安価で、角度ずれの補正やルーズフィット補正が可能
不適切なシャフトとハウジングの嵌合は、ベアリングの耐用年数を著しく減少させます。従来の深溝玉ベアリングを使用するためには、品質基準(H6等)を確保するために、常に高い精度を必要とします。 このレベルの品質を成形工程で満たすことは難しく、通常、さらなる旋削、フライス加工、及び、研削工程が必要となります。 公差補正ベアリングは、そのような工程を削減します。かなりの高速回転用途を除き、弊社の公差補正ベアリングを使用することで、そのような工程を削減できます。
弊社の補正ベアリングは、お客様の用途に応じ、公差を部分的に補正することで、コストダウンを実現します。
弊社の補正ベアリングは、用途に応じて、シャフトとハウジングの形状公差0.1mm (h15 に相当) まで補正することができます。これにより、延伸、又は、旋削された軸をそのまま使用することができるので、仕上げ工程は必要ありません。用途に応じ、かなりのコストを低減可能です。
内輪と外輪それぞれに追加部品を使用することで補正を行います。公差と剛性は使用箇所に応じて調整可能です。
公差と剛性はご要望に応じて調節します。
補正ベアリング以外に、最大1度までの角度ずれを補正する構造もあります。 これにより、ある程度の同軸度誤差を許容することができます。したがって、クランプ位置の通し穴は、もはや必要ありません。
弊社の高公差補正ベアリング
誤差を補正する能力とベアリングの剛性要求は、ベアリング設計において重要となっております。このため、補正ベアリングの使用に関して、全ての用途で慎重に検討、評価する必要があります。弊社はお客様に対して、最適なソリューションで貢献致します。