RS PROの高品質の完全絶縁圧着レセプタクル端子(別名メスクイックディスコネクト)です。メス圧着レセプタクルは、電気配線コネクタの一種で、オスタブコネクタ(又はオスクイックディスコネクト)と組み合わせると、2本のワイヤ間をすばやく確実に相互接続できます。コネクタ本体はスズめっき黄銅製で、内部にさらに銅製スリーブを備えています。この銅製スリーブによりバレルが強化され、堅牢で確実な圧着が可能になります。また、このスリーブはワイヤを応力や振動から保護します。このメスレセプタクルの主な特長は、コネクタボディの全長をカバーする絶縁です。この絶縁は感電を防止し、「ミニ」エンクロージャとして機能し、かん合時には接続部に汚れ、グリース、液体、その他の汚染物質が入らないように保護します。
メス圧着コネクタはどのように機能しますか?
メスコネクタ又はレセプタクルは、適切な工具を使用してより線の終端に圧着され、はんだは不要です。ワイヤの反対側にあるオスタブ又はブレードコネクタは、レセプタクルの端にある開口部のスロットに挿入するだけで、安全で信頼性の高い電気的接続が形成されます。
特長と利点
• 簡単にすばやく接続及び接続解除可能
• 完全絶縁で、むき出しのリードによる感電や短絡を防止。また、電気的接続を保護
• 内部に銅製スリーブを採用したダブル圧着設計で、強度を増した堅牢な圧着による接合を実現
• 耐腐食性を高め、さらなる強度と優れた導電率を実現するスズめっき
• 識別カラー付きの絶縁部により端子サイズの識別が容易
• ファンネル型絶縁設計によりワイヤ挿入が簡単
用途
• 産業用制御システム
• 産業用機械
• 車載用途
• 通信機器
• 電源
• HVAC
• 食器洗浄機、洗濯機、乾燥機などの家庭用電化製品
正しいサイズのコネクタの選択
用途に適した端子を選択するときは、次の点を考慮する必要があります。
• 使用するワイヤのサイズ「mm」(メートル系)又は「AWG」(米国ワイヤゲージ規格)
• 丸形端子を接続するタブのサイズ。レセプタクルの幅は、かん合するタブの幅と一致する必要があり、その逆も同様です。幅は通常、シリーズ名としてインチ単位で表示され、最も一般的な名前は、0.110 (2.8 mm)、0.187 (4.8 mm)、0.205 (5.2 mm)、0.250 (6.3 mm)、0.375 (9.5 mm)です。タブの厚さも異なる場合があり、通常は0.51又は0.81 mmです。
レセプタクルコネクタの圧着方法
ワイヤの端を剥き、端子と同じ長さになるように切断します。裸線が見えないように、剥いた端をバレルに差し込みます。これでコネクタをワイヤの端に圧着する準備ができました。プライヤーやラチェット工具を使用できますが、より質の高い圧着には、ラチェット式圧着工具の使用をお勧めします。圧着サイクルが完了するまでハンドルはロック状態が保持されるため、ラチェット圧着工具の使用をお勧めします。これにより、中途半端な圧着を防止できます。レセプタクル端子のバレルを適切な圧着部(工具に記されているサイズで判断)に挿入します。ラチェットが解放されるまで工具のハンドルを絞ります。これで、圧着レセプタクル端子はオスタブ端子とかん合して、確実に電気的に接続する準備ができました。
認可
UL認定