RTC5コントロールボードは、スキャンシステム、レーザー、周辺機器を同期して干渉しにくく、リアルタイムに制御することができます。PCインターフェースボード、PCI-Expressボード、PCIe/104モジュールとして利用可能です。
RTC5は、デジタルサーボエレクトロニクスを搭載したスキャンシステムに統合されたiDRIVEテクノロジーのすべての拡張機能をサポートしています。
高性能シグナルプロセッサと付属のDLLにより、Windowsでのプログラミングが容易になります。RTC5は、SL2-100データ転送プロトコルを介してスキャンシステムと通信を行います。このプロトコルは20ビットの制御信号をサポートしており、これにより前モデルのRTC4と比較して16倍の位置決め分解能を実現しています。
レーザー制御では、ベクター出力とビットマップ出力用に、様々なプログラマブルレーザー信号が利用可能です。レーザー出力は自由に自動調整可能です。
RTC5の豊富なオプションは、お客様の幅広いご要望にお応えできるよう、最大限の柔軟性を備えています。
正確で再現性の高いレーザー加工
RTC5の制御基板は、動作中にレーザー出力を位置/速度/ベクトルに依存した自動再調整を行います。さらに、スキャンシステムをレーザーに同期させることも可能です。この「出力同期」は、レーザーパルス信号が固定レーザークロックで定義されている場合(例:USPレーザー)にも可能で、RTC5は正確で再現性の高いレーザー加工を可能にします(図参照)。
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