大面積の微細加工を最高の精度で実現
XL SCANは、2Dスキャンヘッドと2つの機械軸、例えば2つのサーボ軸を持つXYステージなどを同期制御するスキャンソリューションです。SCANLABとACS Motion Control社が共同で開発したシステムで、実質的に無限の作業領域を提供します。
XL SCANは、広範囲の微細加工だけでなく、電子機器製造における大型フィルムの切断やプリント基板の穴あけなどにも適しています。
さらに、トラッキングエラーのないexcelSCANスキャンヘッドとスマートなsyncAXISソフトウェアを使用することで、用途に応じた最高の精度を保証します。
主な特徴
- 実質的に無限の作業領域
- 最高の精度
- ステッチエラーが発生しない
- 生産性の向上
- ジョブのシミュレーションにより、レーザー加工の最適化が容易
- スポットディスタンスコントロール(SDC)などの自動レーザー制御
- ステージの振動を抑えたダイナミックな加工
- 柔軟な設定が可能(例:マルチヘッドシステム、複数のソフトウェアインスタンス)
スループットの最適化
XL SCANは、同期制御や先読み軌道計画などの制御・サーボ機構の最適化や、マルチヘッドシステムの可能性などにより、スループットの大幅な向上に貢献しています。
高い精度
シンクロナイズドスキャンは、ステッチングエラーの回避やワークの振動を補正するソリューションです。テーブルとスキャンヘッドの物理的な限界を考慮した、全く新しいスマートコントロールアプローチにより、軌道計画を行います。XL SCANの精度は、市場に出回っている他の複合制御システムのそれを上回ります。
さらに、制御ソフトウェアsyncAXISの軌道計画は、最新の超短パルス(USP)レーザーの高度な制御をサポートします。
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