Raymond® 超微粉砕機システムは、コーティング剤、フィラー、顔料を含む様々な用途に使用される極めて微細な粉末を製造するために設計されています。このシステムは、2ミクロン通過率50%、20ミクロン通過率50%の微粉末を生成します。
Raymond®超微粉砕機は、分級機能を備えた空気掃気式の竪型リング・ロール・ミルです。垂直軸により、複数の凹型の粉砕ゾーン内にある凸型ロールの集合体を回転させます。この回転により、ロールは遠心力によって粉砕リングに押し付けられます。原料は粉砕ゾーンの上部に入り、重力によって粉砕エレメントを通過して原料拡散板に流れ落ち、遠心力によって分散され、プロセスガスの流れに排出されます。ガス流は粉砕ゾーン周辺の環状空間を上方に流れてタービン分級機に至り、粗い粒子は分離されて粉砕ゾーンに戻され、許容範囲の材料はパルスジェット集塵機で製品回収に流れ込みます。
メリット:
• 低エネルギー消費で効率的な超微粉砕が可能
• 分級機の回転数が低く、高い粒度分離が可能
• コンパクトな粉砕機・分級機配置
• 製品に合わせた柔軟な粉砕エレメント配置が可能
• 投資コストが低い