Scitec Instruments Model 420は、デュアルフェーズアナログロックインアンプです。単相のモデル410と二相のモデル420はどちらも振幅と位相の測定に適していますが、モデル420の方が格段に簡単です。
- デュアルフェーズ・インストゥルメント
- 差動またはシングルエンド入力
- ゲイン設定:3 µV~1 V
- 高性能広帯域入力ゲインステージ
- 出力信号の表示用アナログメーター
- 出力オフセットコントロール
- 出力時定数 100 µs~30 s
- 1F、2Fの基準信号の動作
- 90°ステップおよびファインフェーズコントロール
サイテックインスツルメンツのロックインアンプは、単相と二相の両方の機器として利用できます。単相ロックイン・アンプは、復調器が1つで、振幅と位相の両方の測定に使用することができます。しかし、初期設定と出力信号の位相変更後に手動でセットアップを行う必要があります。二相ロックインアンプは、90°の位相分離で動作する2つの復調器を備えています。同相と逆相の成分が同時に測定されるため、振幅と位相の測定が容易になります。さらに、420型は、2つの復調器の出力からベクトルの大きさを計算する回路を備えています。420型は、基準信号の第1および第2高調波における入力信号の測定に使用することができます。
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