電気自動車(EV)用バッテリー業界からの需要の高まりは、量産用バッテリーアレイのテストに変化をもたらしました。最も複雑な技術的ニーズに対応するため、セイカはEVバッテリーテスト用フライングプローバPILOT BTを設計・開発しました。NEXT>シリーズの最新モデルで、フルサイズのEVリチウムイオンバッテリーパックをテストするための、検証済みの完全自動化システムです。
非常に広い試験エリア(1050 x 865 mm)により、現在市場に出回っている多くのバッテリー構成に対応できるだけでなく、将来の構成を管理する能力も備えています。標準的なシステム構成にはボッシュのパススルー搬送装置が含まれていますが、完全自動化ラインに統合されたお客様指定の搬送ソリューションで構成することも可能です。
4つのフライングヘッドで直接測定
シンクロナスブラシレスモーター(XYZ)で駆動する最大4つの独立したテストヘッドを搭載し、ハイレベルなダイナミックレスポンスを提供します。4つのヘッドにはそれぞれミニフィクスチャーが装備され、X軸またはY軸のいずれかの方向で、1回の移動で最大4つの個別セルをテストすることができます。
フライング・ミニフィクスチャー4線式ケルビン試験
このテスターの目的は、バッテリーの最も重要なパラメータのひとつであるボンディング抵抗を測定することです。
- 熱的に安定化され絶縁された4つの抵抗計により、コモンプレートに対する単一電池セルのボンディング抵抗の測定が可能です。mΩの抵抗値を1μΩの分解能で高精度に識別することができます。
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