20:1のターンダウンと高速輻射熱伝達により、混合気の圧力変化に応じてバーナーチップの位置を変化させることができます。
KVAラジアントバーナーは20:1の高ターンダウンを実現
セラスの多用途KVAラジアントバーナーは、可変面積の原理を採用しています。つまり、混合気の圧力がバーナーダイアフラムにかかると、バーナーチップの位置が変化します。混合気の圧力が保持バネの圧力を超えると、ダイアフラムは即座に反応して先端を移動させ、ポート面積を拡大させます。この特殊な設計により、20対1の動作範囲を実現しています。
特徴・メリット
より速い加熱を実現。輻射熱の伝達速度が速く、熱源とワークの距離が近いため、火炎が衝突することなく、より速く加熱することができます。
きめ細かなコントロールバーナーは輻射熱を集中させ、必要に応じて熱をパターン化して強弱をつけることができます。炉内の熱損失が不均一な場合、輻射熱が損失に比例するような方向に向けることで、相殺することができます。
製品の品質向上。より速く、より均一な加熱は、スケーリング、脱炭、材料の酸化を最小限に抑えるため、製品の品質を頻繁に向上させることができます。
独自の可変領域設計により、熱出力を増減する際に必要な圧力はわずかです。例えば、8,000Btu/hrから160,000Btu/hrまで、わずか36インチWCの圧力変化で熱出力を向上させることが可能です。ポート面積が固定されている従来のバーナーでは、1500インチWCの圧力変化が必要です。
---