最大1 ml/minの平面マイクロ流体ガラスパッケージ
当社の液体フローセンサー「LPG10」シリーズは、わずか10 x 10 mm²の小型フットプリントで、いかなる流体マニホールドシステムに対してもコンパクトに実装できるダウンマウント式流体ポートを備えた平面マイクロ流体ガラス基板上で、優れた性能とスピードの液体流量測定を提供します。したがって、実装スペースが非常に限られている量産アプリケーションに最適です。
ここには、マイクロ流体チップとデジタルマイクロセンサーチップの2つのコア技術が組み合わされています。このユニークなアプローチにより、費用対効果の高い平面ガラス基板内で液体の流量測定を可能にします。デジタルマイクロセンサーチップは、校正、温度補償、線形化されたデジタル出力を発生する信号処理機能を備えます。
液体フローセンサー「LPG10」シリーズは、数ul/minから1ml/minまでの流量を測定するスマートセンサーソリューションです。接液部材でのガラスは、生物学的および製薬プロセスに対して最適な適合性を持ちます。
熱質量が小さいため、30ms以下の応答速度を達成できます。従い、流量の激しい動的な変化(例えば、脈動するマイクロポンプによって生成される)さえもこのセンサーによってモニターできます。さらに、脈流ポンプ機構を使用している場合でもそれを定常流量に制御するためにセンサー出力信号を閉ループ制御に使用できます。文字通り小型フォームファクターのおかげで、流体システムの場所を選ばずに流量を直接的かつ高精度に測定することが可能です。さらに、目詰まり、気泡、漏れなどの不具合をリアルタイムで検知します。