微差圧センサー「SDP800」シリーズは、コストや正確な流量測定の要求が厳しい、VAVコントローラー、バーナー、ヒートリカバリーシステムやフィルターモニタリングのようなHVACアプリケーションなどに適した信頼性の高いソリューションです。
微差圧センサー「SDP800」シリーズは、次世代CMOSens®センサーチップに基づいており、数千万人の患者の空気流量、車載エンジンおよびHVACシステムを15年間以上測定した実績で成功を収めた微差圧センサー「SDP600」シリーズの特長を活用した次世代の微差圧センサーです。「SDP800」シリーズは「SDP600」シリーズと同じサイズですので容易に実装することができます。この次世代センサーチップでは、スマート平均化機能や多様な測定モード等の機能が拡大されています。当社の全ての微差圧センサーのように「SDP800」シリーズは、卓越した精度、長期安定性、高速応答などの特長をもっています。
デジタル版は多機能で最大2kHzの測定速度、多様な測定モード(単発/連続モード)とスマート平均化機能の特長をもっています。アナログ版は、直線もしくは平方根出力の選択が可能です。
微差圧センサー「SDP80x」は、オーリングを使用して直接ネジで圧力マニホールドに接続をするタイプで、微差圧センサー「SDP81x」はチューブコネクションタイプです。
微差圧センサー「SDP800」シリーズは全ての当社微差圧センサーと同じようにセンサー素子、信号処理回路が1つのCMOSチップ上に統合されている特許取得済みCMOSens®技術に基づいています。この微差圧センサーはフロースルー原理を利用した熱式センサー素子により測定します。当社CMOSens®微差圧センサーは伝統的なピエゾ抵抗式センサーよりも低差圧領域での感度、オフセットドリフト、ヒステリシス、対振動、温度、取り付け方向による測定値のばらつき性能が優れています。