STA DPSシステムは、密度が5%以上異なる2つの液相(クーラント・潤滑油のエマルジョンと作動油など)を静的に分離するプレート式相間分離装置です。重い相は重力(沈み込み)、軽い相は合体(液滴の合流)を利用して、ユニット内を流れる際に浮遊させ、継続的に流出させます。
プレート式相分離器は、廃水、エマルジョン、脱脂槽からの鉱物油の分離など、産業用流体の純度に対する要求が高まっていることから、ますます頻繁に使用されています。この装置は、非常に低い運転コストで運転することができ、汎用的に使用することができます。
DPSシステムはステンレス製なので、高温で腐食性の強い流体にも適しています(pH3.5~14、Tmax=90°C)。
また、自動レベル監視機能により、無人運転にも対応しており、ドイツ水資源法(WHG, Para.19)の仕様にも準拠しています。断熱材付きとヒーター付きがあります。
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