ワークフローにGPS/GNSS後処理を取り入れる
API: アプリケーションプログラミングインターフェースは、SBF入力ファイルの前処理、受信機コマンドと同様のコマンドによるPVTの計算の制御、および結果として出力されたSBFファイルの分析を行うアプリケーションの作成を可能にします。
後処理エンジン:GPS/GLONASSデータを使用して実際のスタンドアロン、SBASおよびRTK PVTソリューションを実行するコアエンジン。
RINEX モジュール: RINEX 2.1およびRINEX 3.0の観測ファイルと航法ファイルをSBFに変換し、GPS、GLONASS、およびSBAS静止衛星に対応します。
BaseFinder:入力ファイルに最適なリファレンス局の補正情報をインターネットで自動検索します。APIまたはグラフィカルユーザーインターフェースから利用できます。
SBF Stream:PVT計算用のセプテントリオ・バイナリ・ファイル (SBF) のマージ、処理、または調整を行うための豊富な機能一式
PostNav:後処理機能の容易な操作を実現するグラフィカルアプリケーション
ライブラリ:動的ライブラリと静的ライブラリの両方を提供
サンプルアプリケーション:迅速で容易な組み込みを実現するPP-SDKの主要機能のデモバージョン
サブセンチメートル単位の測位精度が必要なときに、リアルタイムの基地局リンクを設定しない場合、PPK(後処理キネマティック)と呼ばれる後処理によってRTK(リアルタイムキネマティック)精度を達成できます。PPKはマッピングや写真測量法でよく使用されますが、リアルタイムの測位が不要なときに使用することができます。また、リアルタイムの基地局リンクが不安定なときや不具合が発生した場合に、GPS/GNSSデータを向上させるためにも使用できます。セプテントリオのPP-SDKは、GNSSと基地局データの後処理によって、信頼性の高いセンチメートル単位の測位を提供することができます。
ワークフローにGPS/GNSS後処理を取り入れる
PP-SDK(後処理ソフトウェア開発キット) は、セプテントリオの高度PVTアルゴリズムを使用してGNSS観測値を後処理します。GNSSと基地局のデータを組み合わせることで、オフィスでセンチメートル単位の精度を達成できます。SKDには、独自のアプリケーションや製品に後処理機能を組み込むために必要なすべてのツールが含まれています。 C/C++/C#などの一般的なプログラム言語と互換性があり、 セプテントリオのAPIを使用してワークフローを自動化するか、GUIアプリケーションを使用して手動処理するかが選択できます。