AsteRx SB3 Proは、頑丈なIP68筐体でセンチメートル単位のRTK測位を実現する多周波GNSS受信機です。極めて厳しい環境下で動作するように設計されたこの受信機は最新のアルゴリズムを搭載して、激しい振動や衝撃があっても幅広い信号を追跡します。面倒な設定をなしですぐに使用でき、コンパクトな筐体は機械オートメーション用途に簡単に組み込めるように設計されています。AsteRx SB3 Proはシングルまたはダブルアンテナモードで利用でき、小角度ヘディングとピッチ情報またはヘディングとロール情報を取得できます。
GNSS+ テクノロジー - 困難な環境で高精度測位を実現
激しい地形によって引き起こされる機械振動や衝撃は衛星追跡に影響を大きな影響を与えることがあります。 LOCK+ は、自動的にAsteRx SB GPS/GNSS受信機のパラメータを調整するため、測位を失うことはありません。
電離層の活動は、RTKのFix解の喪失や信号ロックの完全喪失など、GNSS信号の問題を引き起こします。弊社は技術を磨き、地球上で最も電離層シンチレーションが頻発する地域における利用分野をサポートすることで、受信機のGNSS信号への電離層かく乱に対し最も先進的な保護機能となるIONO+を開発しました。
近隣にある金属製の大きな構造物は、GNSS信号を反射してマルチパスを生成することがあります。 先進的なマルチパス回避テクノロジーAPME+ は、直接信号と反射信号のもつれを効果的に解き、測位と測量の質を向上させます。 APME+はバイアスフリーです。セプテントリオではユーザーに最大限の構成の自由を提供しており、この機能を無効にすることもできます。
Advanced Receiver Autonomous Integrity Monitoring(受信機による整合性の監視)(RAIM+)は、観測値の生成、信号質の管理および測位アルゴリズムを含む、あらゆるレベルでの受信機の不整合検出メカニズムで構成されています。通常、高いマルチパスや活発な電離層の影響によって引き起こされる、検出された誤った測定値はソリューションから除去されます。
AIM+ アンチジャミングおよびとRFスペクトラムモニタリングシステム
AIM+は、サンプリングと軽減メカニズムの高度なシステムを使って意図的な電波妨害と偶発的な電波妨害から保護する機能が内蔵されています。高精度GNSS受信機は、単純な連続狭帯域信号から、より複雑な広帯域トランスミッターやパルストランスミッター、インマルサットやイリジウムの衛星伝送まで幅広い干渉を自動的に抑制できます。