AsteRx-i3 D Pro+は、条件が厳しい環境下でも、3次元定位と組み合わせて信頼できるセンチメートル単位の測位を実現します。内蔵されている慣性センサーによってヘディング、ピッチ、ロール角を実現し、推測位置を出すことができるため、一時的にGNSS信号の受信障害が発生しても継続的な測位が必要なシステムに最適です。AsteRx-i3 D Pro+は極めて柔軟なGNSS/INSソリューションです。GNSSとINSの生データに自由にアクセスでき、アンテナを複数の方法で構成できます。
AsteRx-i3 D Pro+は、統合済みの位置情報を出すだけでなく、同期済みのGNSSとIMUの生データも単一のデータストリームでユーザーに提供します。ユーザーはこれらの構成要素を他のセンサーと一体化してより大規模なデータフュージョンシステム(LIDAR)を構築できます。GNSSとIMUのハードウェアが既に統合されていて、データストリームが同期済みなので、ユーザーはGNSSセンサーとIMUセンサーを自分たちで組み込まなくてもユーザー独自のコアテクノロジーに集中して取り組めます。
起伏の多い地形によって引き起こされる機械的な振動や衝撃は、衛星追跡に大きな混乱をもたらす場合があります。 LOCK+ は、この受信機のパラメータを自動的に調整するため、位置を見失うことがありません。
電離層の活動は、RTKのFix解の喪失や信号ロックの完全喪失など、GNSS信号の問題を引き起こします。弊社は技術を製錬し、地球上で最も電離層シンチレーションが頻発する地域での利用分野をサポートすることで、受信機のGNSS信号への電離層かく乱に対し最も先進的な保護機能となるIONO+を開発しました。
近隣にある金属製の大きな構造物は、GNSS信号を反射してマルチパスを生成することがあります。APME+ システムは、直接信号と反射信号のもつれを効果的に解き、測位と観測の質を向上させます。APME+はバイアスフリーです。セプテントリオはユーザーに最大限の構成の自由を提供しており、この機能を無効にすることもできます。
高度受信機による整合性の自律的監視(Advanced Receiver Autonomous Integrity Monitoring)(RAIM+)は、観測値の生成、信号質の管理および測位アルゴリズムを含む、あらゆるレベルでの受信機の不整合検出メカニズムで構成されています。通常、高いマルチパスや活発な電離層の影響によって引き起こされる誤った測定値を検出し、解から除外します。