鋼材1トンあたりの実消費電力は、610-180-200-10=220kWh。
すなわち、アーク炉での溶解、脱燐、出鋼温度(1630℃)までの加熱に必要な実際の電気エネルギーは220kWh/t(例:酸素ブラスト~50Nm3、メタルチャージ60%、電気消費160kWh/t)である。
- 電気炉の主な技術的、経済的指標。
上記指標を達成するためのポイントとして1) 炉のドアに酸素ランスを設置すること 2) 溶鉄供給と合わせて二次装入を行うこと サーマルアイドル時間は16分以下であること。
高品質のスーパーハイパワー黒鉛電極を採用すること。
- 50t 電気炉の技術仕様と説明
50t電気炉の技術条件と技術パラメーター
- 技術的条件と主な要求事項
電気炉のプロセスフローは「50t アーク炉+60tLF 精錬炉+連続鋳造」、「三位一体」のプロセスフローです。アーク炉の設備とプロセスには、炉壁バーナーや炉扉内酸素ランスなどの技術が採用されています。炭素鋼を主に生産している。
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