イノバンス社のエレベータ行先制御システム(DCS)は、乗客の行先を事前に認識することで、最適なエレベータ運行を可能にする群制御システムです。インテリジェントチップとインテリジェント群制御アルゴリズムを搭載し、エレベータ制御統合ソリューション「NICE」シリーズとの連携を図っています。
一般的な情報
- 最大8つのかごグループにまたがって動作するように設計
- CANバス通信をベースに、高効率で安全なシステム設計を行いました。
-各CAN通信ポートは56個のフロアセレクタに対応し、最大56×8個のフロアセレクタを搭載可能
-通信距離は最大で1000m
- アップピーク、ダウンピーク、瞬発的ピーク、ノーマル、省エネの5つの高効率トラフィックモードを搭載
- 人の流れを監視・記録・分析し、エレベータ群のモードを最適化することで、より多くの人を運ぶことが可能になります。
- 行先階セレクターの入力インターフェースには、タッチパネルとTFTスクリーンの2種類があります。
-タッチパネルは、10.4インチと15インチの2種類があり、カスタマイズ可能なICカードを搭載しています。
-TFTスクリーンはボタンを備え、独立した2つの構造を持ち、ICカードはオプションとなる
- エレベーターの運転回数を減らすことで省エネを実現し、ビルシステム全体のコストを削減することが可能
- フルDCSまたはハイブリッドDCSの構成が可能
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