MDBシリーズ ブレーキユニット
MDBブレーキユニットシリーズは、高度な電力制御技術を用いて、新世代のIGBTパワーデバイスと組み合わせた高性能なブレーキ製品を開発しています。
パワーブレーキユニットは、制動時にモーターで発生した電気エネルギーをパワーレジスター(ブレーキ抵抗器)を介して放出し、十分な制動トルクを発生させてインバータなどの機器の正常な動作を確保することができます。
インタークーラー用電動ブレーキユニット「MDBシリーズ」の特長
- MDCシリーズのブレーキユニットは、モーターで発生した回生エネルギーをブレーキ抵抗器に伝達して放出するためのインバータ用ユニットです。モータが制動すると、制動時に発生する回生エネルギーが上位のインバータ装置にフィードバックされるため、装置の直流バス電圧が上昇し、装置の安全性や正常な動作に影響を与えます。インバータ用制動ユニットは、このエネルギーを大幅に消費してインバータを保護します。
- インバータ用のMDC制動ユニットは、インバータのDCバスに並列に接続されています。バス電圧が許容範囲内に制限されると、ブレーキの回生エネルギーが外部の制動抵抗器に伝達されます。
- 制動抵抗器は、ブレーキエネルギーを熱エネルギーの形で放出します。
- モータ用のブレーキユニットは、DCリンク端子を介して周波数コンバータやインバータに直接接続されています。DCバス電圧が所定の限界値に達すると、ブレーキユニットが自動的にオンになり、DCバス電圧が上昇し続けるのを防ぎます。ブレーキユニットの動作は、周波数コンバータやインバータとは独立しています。
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