安全性・信頼性への要求が高まる中、材料や部品の動的強度(衝撃特性)評価の重要性はますます高まっています。本装置は、最高速度72km/h(20m/s)までの最大試験力、エネルギー、変位などのデータを得ることができます。引張荷重型(HITS-TX)と打撃型(HITS-PX)があります。
最先端技術を搭載
高速試験
衝撃の影響を最小限に抑える設計
専用アプローチ治具(HITS-TX)
自動車産業をはじめとする輸送機器市場では、軽量化と燃料費削減のため、プラスチックや複合材料の使用が増加しています。プラスチックは金属に比べて加工性に優れているため、金属で作られていた部品の多くがプラスチックで作られるようになりました。しかし、プラスチックは金属ほど熱や衝撃に強くない。このため、新素材の開発が絶えず行われており、これらの素材をテストする必要がある。
また、開発効率を上げるために、設計段階で製造技術のシミュレーションを行うため、その精度が非常に重要になる。
高速引張試験で得られる降伏応力、最大試験力、エネルギーを活用することで、シミュレーション精度の向上が期待できる。
高速引張試験
油圧操作により、0.0001 m/sから20 m/s (72 km/h)までの任意の速度で衝撃試験を実施することができます。これにより、1台の試験機で幅広い試験速度を実現します。
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