本装置は、流動性材料の温度、圧力、流速等との関係から粘度特性を評価する装置です。熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、トナー、複合材料、セラミックス、ゴムなど様々な流動性材料の研究開発、生産工程、品質管理に威力を発揮します。
信頼性の高い評価方法による効率的な試験
定加熱速度試験による軟化・流動開始温度の評価
熱硬化性樹脂の粘度評価
重量式試験力一定負荷方式による高い試験力精度が、高い測定再現性と試験効率を実現します。操作性の向上による試験効率の向上に加え、信頼性の高い温度制御システムにより、正確な温度測定と安定した制御を実現。
定加熱速度試験による軟化・流動開始温度の評価
試験方法には定温法と定加熱率法がある。定加熱速度法では、樹脂の軟化温度と流動開始温度を測定し、各温度におけるせん断速度と粘度を求めることができます。
熱硬化性樹脂の粘度評価
重量式定力押出法により、ピストンの移動量(移動速度)を測定し、粘度を求めます。加熱により急速に硬化する熱硬化性樹脂の流動性を再現性よく測定できます。
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