LCMS-8060NXは、世界最高クラスの感度と検出速度を備えたトリプル四重極質量分析計です。堅牢性と使いやすさを向上させ、ラボの生産性を最大限に高める分析インテリジェンスも備えています。
島津製作所のトリプル四重極質量分析計のノウハウの集大成
- IonFocus™ ユニット
- 超高速電源
- UF-Qrray™Ⅱ,UF-Lens™Ⅱ
堅牢性と使いやすさ
新開発のイオンフォーカスユニットでは、フォーカス電極が汚染物質を効率よく排出することで、マトリックス効果による感度低下を低減します。
インテリジェントな自動化によりワークフロー効率を向上
LCMS-8060NXとNexera™シリーズUHPLCの組み合わせは、複数のAnalytical Intelligence機能を備えたシステムで、ワークフロー全体の効率を改善し、分析スループットを最大化します。
新たに開発されたフォーカス電極付きESIプローブは、イオンをより効率的に質量分析計に導入し、同時にコンタミを除去してノイズを低減し、より安定したデータを提供します。さらに、改良されたヒートアシスト設計により、幅広い化合物のイオン化を促進します。(特許技術)
イオンガイドの再設計により、感度を損なうことなく堅牢性が向上。UF-Qarray IIとUF-Lens IIのメンテナンスは工具なしで簡単に行えます。
簡単メンテナンスインターフェース
LCMS-8060NXは、従来機のメンテナンス性を継承しています。試料を真空に導入する脱溶媒ライン(DL)とESIキャピラリーの交換が短時間で簡単に行えます。DLは真空を維持したまま交換できるため、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
DL交換手順
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