質量分析計 LCMS-9030

四重極飛行時間型Q-TOF

LCMS-9030四重極飛行時間型（Q-TOF）質量分析計は、世界最速・最高感度の四重極テクノロジーと高精度質量測定のためのTOF機能を統合したパワフルな装置です。 LCMS-9030は、超微量化合物を含む幅広い濃度範囲のサンプルの定量・定性分析に優れた感度を提供します。特許取得済みのテクノロジーにより、高分解能と優れた質量測定精度（MMA）を実現し、未知化合物の構造解明や同定をサポートします。島津独自の高速データ取得技術により、ハイスループットを実現。 UFaccumulation™ (特許 US 10020181) コリジョンセル内にイオンを蓄積し、短いデータ収集サイクルに完全に同期させることで、感度を最大化します。 UFgrating™ (特許 US 9048082) 島津製作所の世界トップクラスの製造能力により、機械的強度を大幅に向上させたイオン加速電極です。このグレーティングは、超高速イオンパルシングに必要な高電圧に耐えることができます。 UF-FlightTube™（特許出願中） 質量精度は質量安定性を必要とします。島津のUF-FlightTubeは温度制御されているため、キャリブレーションの頻度が少なく、より多くのサンプルを分析することができます。 iRefTOF™ (特許 US 8772708, 9490114) 計算上理想的な静電場が現実になりました。細心の注意を払って製造されたプレート電極が積層され、分解能や感度に妥協することなくイオンを回転させるリフレクトロンを作り出します。