TEVAPは、WMO規格に準拠して特別に設計されたAクラスの蒸発計で、特定の地域の蒸発散量を調査する農業気象学において最も有用なセンサーの一つです。基本的に、TEVAPは頑丈なステンレス製のパンで構成されており、その中にピエゾメーターが沈められ、外部環境条件によるパン内の水位の変化を測定します。パンの底部に設置された木材は、土壌の熱や水分の伝達によって測定に影響が出ないように、蒸発計を地面から隔離することを可能にしています。システム全体の性能は非常に高く、水位のわずかな変化に対しても高水準の精度と分解能を確保しています。センシングエレメントは、測定値のわずかな変化を検出するために徹底的に設計されています。
セラミックセルで構成されており、圧力の出力値は大気圧を多項式で補正して得られています。このセンサーは、シリアルRS485ポートのデジタル出力と、アナログ出力(4-20mAの電流)を備えています。
TEVAPには電源と信号ケーブル(12m)が付属しています。
主な特徴
- 高い精度と分解能
- 長期安定性のあるセラミックセルで構成された、非常に高性能な圧電素子
- 低消費電力
- WMO規格に準拠したクラスA蒸発計(世界気象機関
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