腐食性ガス中の水素と希ガスの測定
CALOMAT62は、腐食性ガスのアプリケーション用に特別に設計された熱伝導率分析装置です。Cl2、HCl、NH3のようなガス成分の濃度を、H2やN2などの腐食性環境とともに直接測定できます。
この結果、クロルアルカリ電解、鉄鋼生産・加工、LNG施設、アンモニア合成、肥料生産、石油化学産業など、多くの用途が考えられます。
干渉ガス補正機能付き
CALOMAT62の測定原理は、ガスごとに異なる物理量である熱伝導率の測定に基づいています。信号は、サンプルガスチャンネル内の2つの電気抵抗とリファレンスセル内の2つの抵抗から成る測定ブリッジによって決定されます。用途に応じて、密閉型ガスセルと洗浄型リファレンス・ガスセルから選択できます。 CALOMAT 6と同様に、CALOMAT 62も、クロスガスによる影響を内部および外部で補正する機能を備えています。 CALOMAT 62は、コンパクトな19インチハウジングと、パージ可能なIP65フィールドハウジングの両方で利用できます。電子機器と分析器部分の気密分離が可能です。
一目でわかる利点
汎用的なハードウェアベース
干渉ガス補正機能内蔵、外部計算不要
オープンインターフェースアーキテクチャー (RS 485, RS 232, PROFIBUS)
エレクトロニクスとアナライザー部:気密分離、パージ可能、IP65、過酷な環境でも長寿命(フィールドデバイス)
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