マルチタッチ操作と遠隔制御に対応
SDS5000Xの10.1インチ大型ディスプレイは、マルチタッチジェスチャに対応した静電容量式タッチスクリーンとなっており、よく使う機能へのワンボタンアクセス設計と合わせて、優れた操作性を実現しています。また、外付けのマウスやキーボードによる操作にも対応しています。
Webサーバ内蔵により、大容量のドライバをインストールすることなく、PCや携帯端末での遠隔操作が可能です。SCPIプログラミングコマンドに対応したフリーPCソフトウェアも付属します。
豊富なのトリガタイプ
SDS5000Xは、最大11種類のトリガタイプに対応した優れたトリガ機能を搭載しており、様々な特性を持つ信号に対し、素早くトリガをかけることができます。例えば、ラントトリガを使用すれば、設定した振幅でラント信号にトリガをかけることが可能です。
従来のトリガタイプでは、特殊な信号に対して20ステップ程の設定が必要となる場合があります。そのため、SDS5000Xにはゾーントリガ機能が搭載されています。シンプルにトリガエリアを描画することで、複雑な信号も「1ステップトリガ」で処理することができます。
SDS5000Xは、4アナログチャンネル、16デジタルチャンネル、EXT、EXT/5、ACラインをトリガソースとしてサポートしています。
シリアルトリガ&デコード
SDS5000Xは、様々な産業で採用されているシリアルプロトコルのトリガおよびデコード機能を提供します。
I2C, SPI - 組み込み用シリアルプロトコル
UART - PC用シリアルプロトコル
CAN, CAN FD, LIN, FlexRay - 車載用シリアルプロトコル
I2S - オーディオ用シリアルプロトコル
MIL-STD 1553B - 航空宇宙用シリアルプロトコル
強力な測定機能
SDS5000Xは、55種類以上のパラメータ測定に対応しており、12種類のパラメータを同時に測定し、値の推移をトレンドグラフとして表示する高度な機能を備えています。統計機能を有効にすると、パラメータの現在値、平均値、最小値、最大値、標準偏差、統計回数が表示されます。
アナログチャンネルやデジタルチャンネル、ズーム波形、演算波形、参照波形を測定機能のソースに設定することができます。
8つの機能を1台に集約
SDS5000Xには、1台に多くの機能が搭載されており、省スペースながらも多種多様な機能をご提供。
16チャンネルロジックアナライザ
ボード線図による電源制御ループ応答テスト用の25 MHz絶縁型任意信号発生器
テンプレートテスト
デジタルマルチメータ
ボード線図
電源解析ソフトウェア
カウンタ
周波数計