プログラミング機能により、CC、CV、CR、CP、LED等の複数のテストをシミュレートすることができます。最大50ステップの設定に対応したテストファイルを合計10個まで作成することが可能です。
100ステップのリストテストに対応
マルチステップ、時間設定、様々な負荷状態のテスト環境設定に対応したリスト機能を搭載しています。各ステップのステップ値、パルス幅、スロープを編集することで、多様なテストニーズを満たす、複雑なシーケンスの組み合わせによる負荷を提供します。
CR-LEDテスト機能
従来のCRモードをベースに、SDL1000Xではダイオードのターンオン電圧の設定を追加しています。これにより、実際のダイオードの動作状態をシミュレートして、LEDテスト中にチョッピング電流を測定することができます
バッテリーテスト機能
バッテリーテスト機能は、バッテリーの信頼性や残寿命を調べるのに最適です。CC、CP、CRの各モードを使用して、終止電圧、放電容量、放電時間等の終止条件の設定を行い、バッテリーの放電テストを行います。
電流の高速変化のシミュレーションを可能とする優れた動特性
ダイナミックテスト機能では、負荷装置が設定ルールに従って2つのパラメータを切り替え、DUTの動特性の試験を行います。SDL1000Xは、CCダイナミックモードにおいて最大25 kHzの周波数設定に対応しているため、電流プローブと組み合わせて電流の変化を高速で追跡し、電流波形を解析することが可能です。CVモードでは、電圧を迅速かつ安定的に設定できるため、電源の高速出力の性能テストに最適です。瞬時電力が保護設定値を超えると、ヒカップ保護状態になります。