射出成形機や成形プレスなどへのアプリケーションでは駆動部に対してしばしば矛盾する要求が出ることがあります。高い生産性を実現するため、一方では高い型締め力が求められ、他方では素早い金型の開閉が可能でなくてはならないのです。両方の要求に対する最適化は困難で、巨大で遅い機械においてエネルギー消費量を増大させる結果を招きます。そこにSITEMAパワーストロークFSKが投入されます。
なぜならその使用により強い加圧ストロークと型締めストロークが分離されるからです。これにより多くの利点が生まれます。以下の図表が示す通りです。
垂直のアプリケーションは当然同様に可能です。
プレート3枚によるソリューションと大きな油圧シリンダーによる標準ソリューションは多くの短所があり:
- 安定した構造のためには大きな部品が必要
- 高い材料費
- 広いスペースが必要
- 遅い処理
- 高いエネルギー費用
SITEMAパワーストロークによる仕様の多くの利点 - 小さな油圧シリンダーによるプレート2枚のソリューション
- コンパクトなサイズ
- 材料費の削減
- 強い構造/基礎は不要
- エネルギー費用の削減速い処理が可能
- 生産性の向上
コンセプト
速い型締めストローク
- 小さなシリンダーまたは他の適合する駆動部による
- SITEMAパワーストロークは開放されていて介入しない
強い加圧ストローク:
- SITEMAパワーストロークはロッドに固定し、他の金型部を引き寄せます