ボール状軸受 HYB series

垂直方向軸方向スチール製

MRCハイブリッドセラミックボールベアリングは、従来の52100スチールリングと窒化ケイ素（セラミック）ボールの精密な組み合わせを使用しています。優れた電気絶縁体であることに加え、ハイブリッドベアリングは高速回転が可能で、ほとんどの用途でオールスチールベアリングよりも長寿命です。 電気アークを防止 ベアリングに電流が流れると、黒ずんだ灰色の外観とともに、軌道面にウォッシュボードパターンが現れます。典型的な結果として、ベアリング表面の損傷、潤滑剤の早期老化が挙げられます。セラミック材料の自然な絶縁特性は、この種の損傷を排除します。 メンテナンスコストの低減 メンテナンスを増やすことなくベアリングの寿命を延ばすことで、機器の運転コストを削減できます。ハイブリッドベアリングの初期コストは、標準的なスチールベアリングより高いかもしれませんが、その差はメンテナンスの節約ですぐに回収できます。 耐用年数の延長 セラミックの特性により、ハイブリッドベアリングの耐用年数は、標準的なスチールベアリングの最大10倍となり、機械のメンテナンスの必要性を減らすだけでなく、生産における費用のかかる中断も減らすことができます。 グリース寿命の延長 MRCハイブリッドベアリングは、従来のベアリングよりも低温で動作し、より薄い潤滑膜で動作することができます。その結果グリースの老化が少なく、再潤滑間隔が長くなり、同じ使用条件下で標準的なベアリングと比較して寿命が延びます。 振動による摩耗の低減 静的振動にさらされる機器では、偽ブリネリング（ボールと軌道面の接触面の侵食）が発生し、剥離や早期故障につながる危険性があります。