河川、開水路、運河の流量を非接触で測定する革新的なレーダーセンサーで、外部水位データの利用・統合が可能。
特長と利点
- 革新的なレーダー技術と外部データ(水位、断面形状)の統合による流出量測定
- 表面流速の追加測定による既存測定地点のアップグレード
- 実績のあるRQレーダー技術:非接触測定、メンテナンスフリー、洪水対策に有効
- 水中での構造物の設置が不要
- 流れの方向やヒステリシス効果を認識することが可能
- 潮汐のある水域での計測
- 背水の状況下での計測
- 雑草が繁茂している場所や濁度の高い水域でも測定可能
- 測定範囲:±0.10 bis ±15 m/s(流況により異なる)
- アナログ出力 4~20mA (オプション)
適用分野
RQ-30Lは、主に既存の計測現場(例:ゲージングサイト)で、大きな投資をせずに品質を向上させたい場合に適用されます。水位は従来通り測定できますが、レーダーセンサーはさらに表面流速を測定することにより、精度を向上させます。従って、RQ-30Lは、RQ-30以外の別の測定器で水位を測定すべき(あるいは測定しなければならない)すべての現場に、非常に有効なエクステンションとなります。
測定原理
水位(水位計)は、RQ-30L以外の測定器により測定され、放流計算のためのアナログデータ入力として同機器に提供されます。
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