ソノボンドのソノウェルド® 1600シリーズは、マイクロプロセッサ制御の使いやすい超音波金属溶接システムで、ユニークで多機能な機能を備えています。金属が酸化していたり、錫メッキされていても、1回のパルスで、前洗浄なしで、強力で繰り返し正確なスポット溶接や、ワイヤーから端子への溶接を行うことができます。また、リチウムイオンやニッケル水素電池の組み立てでは、タブや端子に複数の層や繊細な箔を溶接することもできます。電源に内蔵されたマイクロプロセッサーにより、ソノウェルド装置は最大250の溶接プロトコルを保存・呼び出しが可能で、各ユニットには溶接データをコンピューターに転送するRS232ポートがあります。マイクロプロセッサーは自動制御監視機能を備えており、電力や時間の制限を超えた場合や、部品の高さが当初設定したものと異なる場合に、それを検出することができます。また、部品違いや部品なし溶接を検知して防止します。ソノウェルドシリーズは、熱、電流、フラックス、フィラーを必要とせず、超高信頼性のソリッドステート金属結合を形成します。溶接機には、溶接ヘッド、独自のウェッジリードシステム、簡単に取り外し可能で交換可能なテーパーロックチップが搭載されています。また、ソノボンドでは、お客様それぞれのニーズに合わせて工具をカスタム設計しています。
特徴
スポット溶接、ワイヤー端子溶接を行う。
リチウムイオン電池やニッケル水素電池の電池タブや端子に、7ミクロンという薄さの負極・正極箔を破れることなく何層も溶接することができます。これらの電池は、電気自動車や充電スタンド、大容量蓄電池などに使用されています。
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