ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、SSS)のOLEDマイクロディスプレイは、豊富なOLED技術とイメージセンサーのバックプレーン技術との融合により、高精細でありながら高コントラスト比、広色域、高速応答性を併せ持つ高画質を特長とします。主な用途はカメラ用EVF(Electrical Viewfinder)となります。高輝度化に加えてラインアップの充実が進んだことで、AR/VRヘッドセットなどへ用途が拡大しています。
OLEDマイクロディスプレイとは
OLEDマイクロディスプレイは、OLEDならではの高画質特性を持ち、かつバックプレーンに高移動度の単結晶シリコンウェーハを用いることで4,000ppi程度の超高解像度を実現しています。これによりLTPS(Low-Temperature Polycrystalline Silicon)-OLEDでは実現できない超小型・超高精細が求められる製品群、用途への採用が進んでいます。
実績豊富なOLED技術と独自バックプレーン技術の融合
SSSのOLEDマイクロディスプレイは、OLEDが本来持つ特長に加えて、当社ならではの付加価値技術を併せ持ちます。それを実現させたのが、豊富な開発と量産実績に基づく当社の熟成されたOLED技術とイメージセンサーデバイスで蓄積されたバックプレーン技術。これらによって高精細でありながら高コントラスト比、広色域、高速応答性を併せ持つ高画質を実現したことが最大の特長です。SSSのOLEDマイクロディスプレイを活用することで、没入感、リアリティのある体験を可能にするアプリケーションを実現できます。
①OLED本来の持つ特長
・超高コントラストを実現、 100,000:1
・超高速応答速度を実現、 0.01msec以下