ダイオード マトリックスイメージセンサ IMX454LXR-C
近赤外線(NIR)マルチスペクトル可視

ダイオード マトリックスイメージセンサ
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特徴

技術
ダイオード マトリックス
スペクトル
近赤外線(NIR), 可視, マルチスペクトル

詳細

可視光から近赤外光まで複数の波長の光を 同時に撮像できるイメージセンサー ソニーのマルチスペクトルイメージセンサーは、各画素のフォトダイオード上にマルチスペクトルフィルターを形成しており、可視光から近赤外光まで複数の波長の光を同時に撮像できます。目視ではわからない微妙な色の違いや、物質の成分の違いをとらえることができるため、材料選別や異物検査、品質管理などに活用できます。 マルチスペクトルフィルターをイメージセンサーに搭載 通常のカラーイメージセンサーは、各画素のフォトダイオード上に赤・緑・青の3種類のカラーフィルターが形成されていますが、ソニーのマルチスペクトルイメージセンサーIMX454は、フォトダイオード上にそれぞれ異なる波長の光を通す8種類のフィルターが形成されています。一般的なマルチスペクトルカメラは、プリズムや回折格子のような分光素子をカメラに内蔵し、被写体もしくはカメラを一定の速度で走査して撮影する仕組みのため、撮影シーンが限られています。IMX454を利用すると、一般的なカメラと同様にワンショットで2次元の画像が撮影でき、さまざまなシーンに活用可能です。 41波長分の画像データをワンショットで取得可能 マルチスペクトルフィルターを搭載したIMX454と、専用に設計されたソニー独自の信号処理ソフトウェアと組み合せることで、8種類のフィルターから得られる画像データから41波長分(450nm~850nm、10nm刻み)の画像データをワンショットで取得することができます。これにより、高解像度でより詳細な情報が得られるだけでなく、可視光から近赤外光まで波長の選択肢が広がり、さまざまなアプリケーションで活用できます。 マルチスペクトルカメラに必要とされるさまざまな機能を提供 モノクロカメラやカラーカメラと比べて、マルチスペクトルカメラの歴史は浅く、カメラの開発や導入に必要な環境が十分整備されていません。そのため、IMX454は開発や導入に必要とされる機能をあらかじめ用意し、それらを含むソフトウェアを提供しています。 ・マルチスペクトル向けに最適化したカメラ標準機能 モノクロやカラーのイメージセンサーにおいて一般的にサポートされている欠陥補正機能やノイズ低減機能、AE(自動露光制御)機能といったカメラに不可欠な標準的な機能をマルチスペクトルイメージセンサー向けに最適化しました。これらの機能を活用し、効率的にマルチスペクトルカメラを開発することができます。 ・セマンティックセグメンテーション機能 セマンティックセグメンテーションとは、画像データ内のすべての画素にラベルをつけ、より詳細な領域分割を行う機械学習を用いた画像認識方法です。画素ごとに波長情報を活用したセグメンテーションを行うことで、被写体の形状に依存せず、目視では同じような色であっても高速かつ安定して素材を識別することができ、素材ごとに色分けしたり、素材ごとの面積や体積を推定することが可能です。 ・カラー画像生成機能 マルチスペクトル画像をもとにした識別結果をカラー画像に合成したり、カラー画像向けの既存のソフトウェアと組み合わせるためにカラー画像が必要となるケースがあります。そのため、波長の異なる複数の画像データをもとに視覚的にわかりやすいカラー画像を生成する機能を用意しました。この機能を活用することで、別途カメラを設けることなく、自然な色味の画像を取得することができます

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*価格には税、配送費、関税また設置・作動のオプションに関する全ての追加費用は含まれておりません。表示価格は、国、原材料のレート、為替相場により変動することがあります。