Cマウント対応の横長センサーで高視野角を実現 高速に必要な範囲を効率よく撮影
IMX901/IMX902は、2.74μmの微細画素を採用し、水平方向のみ8K/6Kへ多画素化(ワイドアスペクト化)することで、有効約1641万/1238万画素の高解像度を実現したグローバルシャッター方式のイメージセンサーです。
昨今の物流システムでは、ベルトコンベア幅の拡張や、高速化も進んでいます。このような環境下で、荷物のコードリーディングにおける撮像域の拡大や、撮影性能と効率の向上に貢献可能なイメージセンサーが求められています。
IMX901/IMX902搭載のカメラは、水平方向に広範囲を一度に撮影できるため、従来、複数のカメラで撮影していたシステムに比べカメラ台数を削減でき、システム全体のコスト削減に寄与します。さらに、汎用マシンビジョン検査においても、特定方向にワイドな被写体を撮影するニーズに対応。一度の撮影で広範囲の被写体を撮影することができ、撮影効率が向上します。
特長
業界最大水準*1の水平8K画素数を有するワイドアスペクト比のイメージセンサーで広視野角を実現
IMX901は、産業用途にて広く普及しているCマウントレンズに対応し、水平方向に8K・垂直方向に2Kの画素による、高精細でワイドな視野角を提供します。ワイド化が進むベルトコンベアなどを用いた検査・バーコード認識用途において、撮影範囲を広げることができます。1台のカメラで必要な方向に対して高解像度を維持しながら、より広い視野の被写体をとらえることができるため、既存の複数のカメラを使用するシステムからカメラを1つにまとめることでシステムの簡易化につながります。