最新型 発光分光分析装置 SPECTROLABは、発光分光分析のリーディングカンパニーとして40年間培った技術の集大成です。従来のPMT/CCD検出器と比較し、極めて低濃度を測定可能な
CMOS検出器を搭載した、ハイエンド型固体金属発光分光分析装置です。
製品の特徴
CMOS分光器を採用することにより、光電子増倍管(PMT)よりも同等以下の検出限界(LODs)をもち、且つ高い繰り返し精度を実現しました。
新型プラズマジェネレーターとすることにより、高エネルギーのプラズマジェネレーターと点火装置による、分析時間の短縮を実現しました。
スパークスタンド内部の部品を刷新することにより、装置内部の清掃管理が容易となりました。このことは保守時間の短縮に貢献します。
装置本体サイズを約30%縮小することができ、より設置場所の選択肢が増えました。また、装置レイアウトに変更を加えたことにより、操作性の向上を図りました。
校正システムiCAL2.0により、装置校正時間の大幅な短縮を実現しました。(校正時間:約5分)また、周囲の温度が多少変化しても、より安定性のある分析を行うことができるようになりました。
製品の概略仕様
測定波長範囲:120 – 770 nm
試料発光スタンド:解放式、Arガスフラッシュ
完全デジタル式プラズマジェネレータ
汎用PC、Windows OS
CMOS検出器
iCAL式標準化
分析ソフトウェア “Spark Analyzer Pro”
所要電源:
・230V -10%/+10%, 50/60 Hz,
・1.0KVA(測定時)、0.5KVA(待機時)
所要Arガス:純度99.999%以上
推奨する設置環境の温度:周囲温度 18℃~30℃
装置(本体)寸法/重量:
・高さ1405 mm x 幅770 mm x 奥行1380 mm
・重量 約375 kg