1. フリーコンビネーション
2. レール共用設計
3. 総ボールタイプ&リテーナタイプ両者兼有
4. 防塵バリエーション豊富"
BGX シリーズ
サーキューラーアーク式4条列設計の転動体は、スライダーとスライドに4条列の接触角が45度に設計され、スライダーは各方向からの荷重を受けられる構造になっています。どの角度からの荷重も受けられる特徴かあるため、多種の機器等に広範囲に採用されています。ゴシックアーチ式2条列とサーキューラーアーク式4条列とを比較した場合、サーキューラーアーク式4条列のリニアガイドは多少の取付面に誤差があったとしても、ブロック内部の自動調整機能によって吸収され、高剛性、長寿命を得られます。特にX型のサーキューラーアーク式4条列には自動で中心を調整することが可能で、レール基準面に大きな差異や構成に誤差があったとしても、システム自身が吸収し、速く正確な直線運動が可能です。
異物や粉じんを侵入されれば、ガイド走行に支障を与え、寿命に関わります。ガイドはブロック内蔵のボールを介して運転しているため、どんなに小さい異物ても侵入したら、異常の振動、運転停止などで走行精度が保たなくなり、使用寿命にも影響します。そのため、異物の侵入を防ぐことはガイドの品質向上に繋がります。BGXシリーズはトップシールとサイドシール以外、レールのザグリ穴や、レールとブロックの接触面の隙にもしっかり防塵対策できています。
粉じんは入りやすい箇所:
1.レールのザグリ穴: ザグリ穴は粉じんや切り屑をたまりやすいです。たまった異物はブロックの循環システムに入ると、支障が出ます。
2.ブロックとレールの側面の隙: ブロックの内部循環に一番近い隙で、大きいサイズの切り屑は入りやすいので、注意を払う必要があります。特にロングタイプのブロック。