気球搭載型太陽観測衛星「SUNRISE」のミラーアジャスターMT100-SM - 精密組立品
空飛ぶ望遠鏡の製作
マックスプランク太陽系研究所(MPS)のSUNRISEミッションで、高度24000mまで上昇し太陽を観測するヘリウム気球に吊り下げられた望遠鏡のミラーアジャスタとして使用されている位置決めシステムです。ボールネジとステッピングモーターを駆動源とするリニアステージは、太陽観測衛星「SUNRISE」の第3・4偏向鏡の面を高精度に調整するために使用されています。
これは、望遠鏡がワイヤーで吊られているため、望遠鏡の構造上、位置によって曲がってしまうためです。これらの位置決めシステムは、これらの変形を補正し、ミラーを光学的に正しい位置に戻します。この2つのアクチュエーターは、副鏡用の3軸アクチュエーター「M2」によって支えられています。
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