WireDress®はメタルボンドのCBN、ダイヤモンド砥石による研削において全く新しい可能性を切り開きます。 放電加工機能を統合したドレッシング技術は、非生産時間を大幅に節約するだけでなく、最高作業速度時に研削機械の最高精度を保ちながらの焼結金属ボンドの加工を実現します。
ダイヤモンド、CBN砥粒の研削砥石は、セラミック、超硬合金、焼入れ鋼の研削に使用されます。 これまでの研削プロセスでは、大半の研削砥石には合成樹脂ボンドまたはセラミックボンドが使用されています。 このような研削用途で精度および経済性を両立させる1つの方法は、メタルボンド砥石の使用です。 しかし、メタルボンド砥石には非常に限られたドレッシング方法しか行なえず、平均的な切れ味しか達成できないため、従来は実用性がないとされていました。
新しいSTUDER-WireDress®ドレッシング技術により、メタルボンド砥石を研削盤の機上で、快適に最高の精度かつ研削時の砥石周速でドレッシング、つまり、プロファイルドレスを行なったり目立てすることができるようになりました。 さらに、砥石の砥粒は突き出し量が高く、切れ味の良い研削性能が得られます。 WireDress® は STUDER S22 および S41 円筒研削盤のドレッシング機能オプションとして利用可能です。