ESX.4ctは、最新のプロセッサと入出力技術を搭載した、小型で自由にプログラム可能なコントロールユニットです。コンパクトな筐体により、小型機械やアタッチメントの自動化を容易にし、より複雑なシステムの専用タスク用コントローラとしても使用できます。 様々な入出力構成が可能です。入力はさまざまな機能に合わせて設定でき、ハーフブリッジ出力はPVGバルブの駆動にも使用できます。
Aurix TC367の1つのコアは、アプリケーションプログラミングに使用されます。プラットフォームコンセプトのおかげで、アプリケーションコードはSTWの第4世代のコントローラ全体で再利用できます。
ソフトウェア
ESX.4ctのアプリケーションソフトウェアは、STWのオープンソースopenSYDEで開発できます。IEC61131(logi.CAD3.C)に準拠した構造化テキスト(Structured Text:ST)により、「C」言語での機能マッピングとテストが可能です。出力用の電流コントローラやランプ機能、入力用の周波数平均化など、数多くの実用的な機能がプログラミング・インターフェースに統合されています。
アプリケーションへのパス
STWのオープンで自由に利用できるオープンソースの開発・ライフサイクル管理ツールopenSYDEは、IEC61131(logi.CAD3)に準拠した「C」および構造化テキスト(ST)によるアプリケーションのプログラミングと機能のマッピングおよびテストを可能にします。
既にフィールドにあるシステムは、openSYDE を使用して設定、管理、更新することができます。openSYDEにプリインストールされた多数のウィジェットにより、CAN経由で利用可能なデータプールをグラフィカルに表示し、HMIやクラウドアプリケーションで使用することができます。
---