サーフェス・エンジニアリングのSPECIALLOYニッケル基合金粉末、ロッド、及びワイヤーは、HVOF、レーザー、スプレーヒューズ、PTA、及びその他の硬質表面処理用途に一般的に使用されています。サーフェスエンジニアリングは、過去25年にわたり、硬質表面処理、コーティング、ろう付け用の自溶性ニッケル合金の全製品を開発してきました。SPECIALL合金の製品群は、様々な厳しい環境に曝される表面に対して、耐摩耗性や耐食性を向上させるオプションを提供しています。
サーフェス・エンジニアリングのSPECIALLOYシリーズの自溶性ニッケル合金の硬度は、15~65HRCで、硬質表面処理、コーティング、ろう付けに使用されます。これらの合金は、腐食、磨耗、侵食、衝撃、キャビテーション、あるいはこれらの磨耗モードの組み合わせに対して、あらゆる解決策を提供します。SPECIALL合金は、熱処理による熱サイクルの間、硬度と靭性の変化がほとんど見られないため、使い勝手が良く、鉄系材料よりも優れたソリューションとなります。
高硬度合金は、最も過酷な腐食環境に耐性を示すと同時に、熱間硬度、耐浸食性、耐摩耗性、耐酸化性を提供します。このため、これらの合金は、低衝撃環境下での腐食や摩耗から保護するために、ブッシング、スリーブ、ベアリングのコーティングに最適です。
中程度の硬さの合金は、中程度の衝撃が予想され、耐食性、耐侵食性、耐摩耗性が要求される場合に優れた選択肢となります。これらの合金の多くは、SPECIALLニッケル合金に炭化タングステンを配合することで、合金の耐摩耗性をさらに高め、特定の摩耗モードをターゲットとした、当社のCARBORIDE製品ラインに組み込まれています。
---