このプロジェクトの総処理能力は1500t/dで、その内訳は建設廃棄物が1000t/d、解体廃棄物が500t/dである。
建設廃棄物と解体廃棄物は2つの処理ラインで処理される。処理能力は移動式処理装置で200t/hである。解体から発生する建設廃棄物は、輸送や二次公害を避けるため、地元で再生骨材として処理され、生産コストを抑制する。
固定サイトの処理に関しては、125t/hの処理能力を持つ処理ラインが適用されており、建設廃棄物と解体廃棄物の処理を含む2つの機能を備えている。主な製品は0~5mm、5~16mm、16~31.5mmの再生骨材である。建設廃棄物の無害化処理率は98%に達し、資源利用率は98%に達する。
建築物の構造によって生じる建設廃棄物の組成は異なる。しかし、基本的な構成は同じで、主に土、泥、飛散したモルタルやコンクリート、ノミで削った石積みやコンクリート片、杭打ちで切り落とした鉄筋コンクリート杭、金属くず、竹や木材、装飾で生じた廃材、各種梱包材、その他の廃棄物からなる。
建設廃材のほとんどは、直接屋外に積み上げられたり、地中に埋められたりしており、多くの土地資源を占有し、粉塵などを発生させ、深刻な環境汚染を引き起こしている。
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