- RS232→Bluetooth」および「Bluetooth→RS232」コンバータ
- シリアル通信速度:最大921.6kbps
- 通信距離最大100m
- ブルートゥース仕様: v.2.0 + EDR
- 電源:5〜12V、80mA
WCS-232は、RS232信号をBluetoothに変換します。機器の両端がWCS-232を使用すれば、ワイヤレスで1対1のデータ通信が可能です。コンパクトなデザインなので、PC、ノートパソコン、PDAなどの機器に簡単に接続でき、PCのシリアルCOMポートと完全に互換性があります。
強化された通信距離
Bluetoothは、パーソナルユースの短距離無線通信の業界標準です。開発当初は、その距離は約10mでした。しかし、通信距離に応じてさまざまな機器にBluetooth接続して使用する場合、3種類のクラスに分類されます。クラス1は通信距離が100mまで、クラス2は30m、クラス3は10mまで対応しています。WCS-232」は、Bluetooth Class1のデバイスです。工場内でも動作し、距離の制約を受けずに通信することができます。
Bluetooth v2.0 + EDR
EDR」とは「Enhanced Data Rate」の略です。EDRは、Bluetooth通信における高速データ転送技術です。Bluetoothは当初、最大1Mbpsの通信速度に対応するように開発されていますが、EDR機能を使用すると、最大3Mbpsまで通信速度が向上します。
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