新型のDuraPulse™ ステントグラフト試験(SGT)装置では、ElectroForce SGTが20年以上にわたって築き上げてきた性能と信頼性がさらに向上しています。旧世代の装置に引き続き、独自の高帯域幅・低歪率のElectroForceアクチュエーター技術によってクラス最高の性能を実現したDuraPulse SGTには、モジュール式のマニホールド設計が採用されています。マニホールドやチューブセットを簡単に交換できるため、さまざまステント付き機器に合わせてサンプルスループットを最適化できます。改良されてさらに使いやすくなったユーザーインターフェースには、半径方向ひずみの内径(ID)と外形(OD)が表示されるようになりました。また、ひずみ制御モードが改善されたほか、データ取得操作がシンプルになっています。
主な利点:
両側で同じ脈動を発生させる閉回路装置により、高い周波数でも非常に高いひずみを発生
1つの試験機のマニホールドセットを交換するだけで、さまざま形状の機器やサンプル数に最適化可能。模擬血管数は12、8、6、4(二又)から選択
さまざま直径の機器に対応(2~50 mm)
光学式マイクロメーターポジショニングスライドと360°マニホールド回転機能を使って、チューブの任意の位置のチューブひずみを測定可能。試験中のコマンド値の維持およびレーザーの移動を実現するチューブスキャン機能も搭載
「ひずみなし」条件や「応力なし」条件(ISO 25539-2に準拠)など、3つのID/ODひずみ計算モードを選択可能
オプションの圧力制御アクセサリ(PCA)を用いた試験圧の自動制御が可能
システムステータスインジケーター(SSI)ライトにより、試験機の稼動状態を明確に把握
長年の使用に耐える信頼性。アクチュエーターには業界最長クラスの10年保証付き
ISO 25539-2およびASTM F2477など国際試験規格に適合