Taber® Crockmeter - Model 418は、摩擦によって繊維材料(布地、カーペット、糸、革など)から他の表面に移った色の量を、迅速かつ正確に測定するための方法です。 また、平らな試料を用いた摩擦摩耗試験、スカッフ試験、およびマーク試験にも使用されています。 また、プリンターやコピー機で出力された画像の耐汚れ性試験にも使用できます。 試料の材質を問わず、湿式・乾式試験も可能です。
商品概要
人間の指と前腕の動きを再現するために設計されたクロックメーターは、標準的な圧力と摩擦の動きで、信頼性と再現性の高い試験結果を提供します。 試料はクロックメーターの底面に置かれ、試料ホルダーで固定されます。試験中に試料がずれるのを防ぐため、試料の下に紙やすりが用意されています。 ハンドクランクで往復運動をするアームを約100mm移動させます。クランクを1回転させるごとに直線的に往復運動する直径16mmのアクリル製「フィンガー」が摩擦作用を与えます。往復運動する荷重アームには、常に9Nの荷重がかかるように重りが付いており、機械的なカウンターが完了したサイクルを記録しています。
織物用の研磨剤には、標準的なクロッキングクロスが最もよく使われます。 この四角い布(円形の場合もある)は、アクリル製クロックの「指」に巻き付けられ、ワイヤーのスプリングクリップで固定されています。
その他、フェルト、ダッククロス、実験用デニム、コーティング研磨剤(例:ポリッシングペーパー、281Q 3M WetorDry™)なども、クロックメーターに使用できる研磨剤となります。
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