TABER®(テーバー)せん断/引っかき試験機を使えば、平らで硬いさまざまな試料について、せん断、引っかき、えぐり、マーリング、擦り傷、彫刻に対する耐性を評価することができます。 また、材料の相対的な均質性、保護コーティングの接着性、類似材料に対する経年変化の影響を試験するためにも使用できます。
試験内容
取り外し可能なスケールビームは、調整可能なゲージブロックから突き出たピボットシャフトに取り付けられています。 調整ネジにより、最大12.7mm(0.5インチ)までの試験片の厚さに対応して、ピボットシャフトの高さを上下させることができます。 この調整により、スケールビームを試験片とターンテーブルに対して水平に保つことができます。 ベアリングを内蔵した設計により、スケールビームをレストポジションに傾けることができるため、オペレーターは試料の取り付けや取り外しを行うことができます。
スケールビームには、校正済みのスライディングウェイトが取り付けられています。 スライディングウェイトの位置を変えることで、スクラッチチップ(せん断工具)が加える荷重を0~500グラムの間で調整できます。 目盛りビームの先端に2つ目の校正済みウェイトを取り付けることで、荷重容量を増やし、目盛りを500~1000グラムに変更することができます。目盛りビームには、1分割につき10グラムの目盛りが刻まれています。
オン/オフスイッチで操作する電動ターンテーブルは、試験結果の精度を高めるために一定の速度で回転します。 ターンテーブルは反時計回りに回転しますが、簡単な変換でターンテーブルの回転を逆にすることができます(詳しくはTaber社にお問い合わせください)。
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