「穴加工・多色縫製・刺繍」をこの1台で
PAXは、穴加工、多色縫製、刺繍を1台に集約した多機能ミシンです。3種の加工法を組み合わせた複雑なデザインも美しく再現し、高品質かつ高付加価値な製品の生産を可能にしました。小ロット生産や試作・開発にも最適な1台です。自動車やクルーザー、プライベートジェットなどのシートや内装をはじめとして、インテリアやファッション小物、レザークラフトにも活用されています。
穴加工・多色縫製・刺繍を組み合わせても高精度でズレなく綺麗に
工業用刺繍機で培った技術を結集させ、0.1mm単位の精度で美しい縫いを実現。ステッチに合わせて、穴加工の位置も0.1mm単位で調整できるため、キルトラインと穴加工が干渉することなく綺麗な加工を施すことができます。また、工程ごとに枠の付け外しが発生しないので、各加工で位置がずれる心配がありません。
多色×多頭で色鮮やかなデザインを量産可能
工業用刺繍機の技術を活用し、”多色”かつ”多頭化”を実現。一般的な縫製機ではめずらしい「9色×4頭」で、多彩な製品を最大4つまで同時に生産可能。また、最大縦1,000mm×横1,200mmの広い縫製範囲で、⾃動⾞シートや家具等の⼤型製品や広範囲にわたるデザインにも対応可能です。
工程間での皮革変形による不良品の発生を防ぐ
従来の加工方法では、次の工程に移るまでの輸送・保管で皮革が変形し、縫いや穴加工に歪みやずれが発生してしまうことがありました。PAXでは穴加工・縫製・刺繍を同じタイミングで加工できるため、皮革の変形による不良発生を低減できます。
自動布押え「DCP」で綺麗な立体感のある仕上がりに
タジマの独自技術でより立体感を
自動布押え「Digitally Controlled Presser foot(DCP)」は1針1針、わずか0.05秒の間に生地の厚みを計測し、最適な布押えの力に自動調整します。本⾰とウレタンを同時に縫製するキルティング加⼯時は、自動調整に加えコントロールパネルでの微調整を行うことで、弾⼒のあるウレタンをしっかり押さえたまま縫製が可能。⽷の緩みがなくなり、⽴体感のある仕上がりを得られます。