安定した生産をサポートする
マルチヘッド / フラットタイプのハイエンドモデル「TMCR-VF」
TMCR-VFは、マルチヘッド/フラットタイプのハイエンドモデルです。大ロットのアパレル製品など、縫製前の生地やパーツへ刺繍加工を行う工場に適しています。タジマの自動布押え DCP を標準搭載することで、刺繍が乱れる原因となる生地の「ばたつき」を抑え、精密で美しい仕上がりを実現します。革や厚地などの刺繍が難しい素材でも、簡単かつ綺麗に仕上げることができる1台です。
自動布押え「DCP」を搭載。生地の厚みを問わず安定した縫いを実現
自動布押え「Digitally Controlled Presser foot(DCP)」は1針1針、わずか0.05秒の間に生地の厚みを計測し、最適な布押えの力で生地のばたつきを抑え、安定した縫いを可能にします。そのため、分厚い生地の製品でも、薄く繊細な製品にも瞬時適応。キルティング生地では中綿をしっかり押さえて縫い上げ、ウレタンを使用した3D刺繍では押さえすぎずに立体的に縫い上げます。
Check1 薄物・厚物に問わず安定した仕上がりに
生地の特性に応じて、1針1針、生地を押さえる力を自動調整。シアー素材からニット素材まで、アイテム問わず適切な力で生地をホールド。刺繍が乱れる原因となる生地のばたつきを抑えます。
様々な厚みや密度の生地を扱う生産現場でも、アップリケ等の重ねた生地に刺繍を施す生産現場でも、布押えの調整不要で、一糸乱れぬ正確な刺繍を生産できます。
Check2 品質不良の低減と生産量の安定化
DCP が生地のばたつきを抑え、目飛びや糸切りミスを要因とした不良品の発生を低減します。刺繍の品質不良による検品落ちを減らし、生産量を安定化。さらに、糸切りミスの削減により、機械の安定した稼働が可能となります。また、ベルベットやエナメルなどのデリケートな素材に対しては、コントロールパネルで下死点やストロークを微調整でき、布押えの跡をより残りにくくします。