自動運転社会の到来を見据え、多様な車載用レンズの開発に取り組んでいます。
ADAS/自動運転領域において、高度な検知能力が各センサーに求められる中、そのセンサーの「眼」を担うハイスペックなレンズの開発にチャレンジし続けています。安心・安全な車社会を実現するため、予防安全や自動運転を支える画像センサーやLiDAR(ライダー)に用いられる高性能な光学製品を提供することで、交通事故や増加する渋滞などの社会課題解決に貢献します。
自動運転では車の動きを制御するために、周りの環境やドライバーの状況などを検知するさまざまなセンサーが用いられています。
車載用センシングカメラは、カメラで撮影したデジタル画像データを元に、車両や歩行者、交通標識などを認識して的確に自動車を制御する
ために、自動運転に欠かせない役割を果たしています。
カメラは撮像できる物しか認識できないため、天候が悪く視界が悪い時、カメラに直射光が入ってしまった時など、人が視認しづらいシチュ
エーションはカメラでも認識しづらいという点があります。そのような場合に活躍するのが、レーザー照射に対する錯乱や反射光を測定する
事で物体までの距離を測定できる「LiDAR」という光センサー技術です。
タムロンは、センシングカメラ用とともにLiDAR用のレンズも開発・生産しています。