現場でのバッチ検査と研究開発機関の双方で利用可能な柔軟性を備えた、表面粗さ、輪郭、真円度の測定機
タリマスター検査システム
タリマスターは、粗さ、真円度、輪郭の測定をひとつの完全自動検査システムにまとめるという画期的な検査コンセプトです。本機は、パーツ操作機能完備で、従来の検査法と比べて、スループットを確実に向上し、検査コストを大幅に削減します。
複数の特徴を持つサンプル
マルチツーリングやオートメーション、工作機械の柔軟性の向上は、複雑な組立て部品を最小限の操作で加工することを可能にします。タリマスターは、このことを念頭に置いた設計で、検査オペレーションの数を減らし、作業員が本機にアテンドする時間を劇的に削減しました。
複数サンプル測定
大量生産現場の過酷な要求に対応できるよう特別開発されたタリマスターは、バッチ検査や研究開発機関における使用にも耐える柔軟性を備えています。この高度な検査システムは、複数サンプルを測定できるだけでなく、作業員の介入なしに、50以上のサンプルをひとつの測定プログラムで検査可能です。そのため、測定サイクルが高速化し、作業員も本機の操作から解放されて他の業務に当たれるようになります。
高度な複数サンプル測定
タリマスターは、様々なタイプまたはサイズの部品を1回のオペレーションで完璧に検査できます。そのため、スループットが向上し、検査室渋滞も解消されます。1つのパレットに異なるタイプのパーツを載せて、ロケーションごとに明確な測定シーケンスと解析方法を指定することも可能です。
真円度、粗さ、輪郭
効率向上のため、製造現場では常にフロアスペースの最も有効な使い方を心がけています。タリマスターは、3つの機器をひとつに統合することでそれを実現したほか、測定プロセスを高速化し、工作機械への素早いフィードバックを確実にしました。